薬学生におすすめのバイトは?バイトの選び方や面接時の注意を解説!

薬学生

01|バイトの選び方

【薬学部生がバイトを選ぶ時に気にしてほしい事】

働ける時間帯のこと

薬学部は必修単位が多くあります。

よく大学生でイメージするような

『プライベートも尊重して自由に履修を組む』

みたいな事はほぼできません。

薬学生のバイト時間は、例えるなら、中・高の部活時間

そのため、授業に合わせてプライベートのスケジュールを決める事が多くなります。

入れるシフトは限られているので、大学の前後の時間で働けるバイト先を選びましょう。

仕事内容のこと

仕事内容はなんでもいいといえばなんでもいいのですが

薬剤師になるための勉強に支障が出ないものを選びましょう。

楽しい方がいいとは思いますが、ハマりすぎないものがいいです。

ハマりすぎるというのは、正社員並みの成果が求められるバイトや、本業にもなりうるようなバイトで一生懸命になりすぎるという事です。

バイトを通して新しい夢が見つかるのも素敵なことだと個人的には思います。

ただ、薬剤師を目指していて、卒業すると決意しているのであれば、

学業優先なことは忘れないように

また、夜が遅すぎる、お酒を沢山飲むというような翌朝に影響が出るバイトも避けた方がいいです。

バイトが原因で、大学に真面目に通わなくなった友人は何人も見てきました。

大学に通う事を前提にしたバイトスケジュールを組めるようにしましょう!

【薬学部生におすすめのバイト】

ここから具体的におすすめのバイト、避けた方がいいバイトを紹介していきます。

居酒屋・ファミレス

  • 夕方からでも十分に働くことができる
  • 接客業でコミュニケーション力が養われる
  • 学生が多い

飲食店の中でも、居酒屋やファミレスは夕食時に営業していることが多く、授業が終わってからでも、5‐6時間働くことができます

また、接客をしているといろんな人に出会います
バイトをする中で自然と、いろんな人への対応力が身につきます
就活でコミュニケーション力をアピールするときの根拠にも使える!

世代の近いバイト仲間がいると単純に楽しいです

カフェ・パン屋

  • 早朝のシフトがある

2.3時間働いてから大学に来ている子もいました。
朝起きる習慣がつくので授業をサボることもない!

単発派遣

  • 自分の予定に合わせて働ける

単発の派遣は、派遣会社にアルバイト登録をしておいて自分で日にち・時間・仕事を選んで働けます
シフト制でひとつのバイト先で働くのとは異なり、自分の予定が空いている日に働くことができるので、テスト期間は勉強だけに集中できたり、旅行の予定を立てやすかったりします

家庭教師・塾講師

  • 人に伝えるスキルが身につく

勉強を教えていく中で、知識がない人(=患者)に説明するスキルが身に付きます
わかりやすい言葉選びや、言葉の意味・考え方を説明するのは意外と練習が必要なので、
学生のうちに身についてると実務の場面つこと間違いなし!

薬局(調剤事務)

  • 保険のことが学べる
  • 薬剤師の仕事を間近で見ることができる
  • テスト期間など配慮してくれる(理解がある)

保険関係はかなり奥が深いです
学生のうちに保険制度や請求業務の知識があると、新卒から活躍の場が広がります
薬局薬剤師を目指すならおすすめです

また、薬剤師の仕事を間近で見ることができるのでモチベーションになることも。
勉強でわからないことを質問することもできます!

【おすすめしないバイト】

  • コンビニなどの夜勤
    昼間忙しい薬学生は夜勤に手を出したくなりますが、朝起きられず授業に行けない原因になるのでおすすめできません。
  • アパレル(日勤)
    アパレルは社員と合わせた固定シフト制であることが多く、働く時間が確保しにくいです
    また、期や学年が変わったときの時間割変更で、シフトの融通を利かしてもらえない場合もあります。
  • ドライバー
    単純に事故のリスクがあるのでおすすめできません。
    事故を起こしただけでは国家試験の受験資格はなくなりませんが、リスクは減らしておいた方がいいです。
  • キャバ・ホストなど
    夜勤+飲酒が必要になる事がほとんどのため、大学に行かなくなる可能性大
あくまで薬学生におすすめできませんという意味でこれらの職業を否定する意図は全くございません。ご了承ください。

02|面接時の注意

【面接時に確認しておくべきこと】

  • シフトの制度

固定シフト制or希望提出制どちらなのか確認しましょう。

固定だと、授業の都合やテスト期間にシフトの代わりを見つける必要があるので少し大変です。

  • テスト期間に休みがとれるか

薬学部のテストはめちゃくちゃ勉強が必要です。

長めの休み(約3週間)を取れるかどうかは聞いておきましょう。

  • 自分と同じ時間でシフトに入ってるスタッフが複数人いるか

これは、シフトを代わってほしい時に探すアテがあるかどうかの確認です。

同じ時間で働ける他のスタッフがいないと、休まれたら困ると言われたり、急にバイトに呼ばれたりする可能性が高くなります。

面接時点で明らかに所属人数が少なすぎると分かったら辞めておいた方がいいかなと思います。

【マイナス要素を言い過ぎないこと】

○年生になったら辞めるかも…とか

急な授業が入るかも…とか

確実でないネガティブな要素はしつこく言いすぎないようにしましょう。

もちろんそういう時に対応してもらえるかどうかは確認しておくべきですが

しつこく言い過ぎると

頻繁に急に休む事があるのかな?すぐ辞めるつもりなのかな?

と思われてしまいます。

一回の会話程度で済ませられるように伝えましょう。

【自分都合の伝え方をしない】

ある程度、直近の授業スケジュールや薬学部特有の事項(テスト期間が長い、再試がある等)、急な講義変更の可能性は伝えておくべきですが

伝え方に気をつけてください。

  • NGな伝え方
薬学生
薬学生

「薬学部なので、授業や実習が大変で、急に休む事もあるかもしれませんが大丈夫ですか?」

薬学部だからという自分の都合を押し付ける言い方はNGです。

また、急に休まれて大丈夫な訳はないので、どう対応したらいいかという事を聞いておきましょう。

  • おすすめの伝え方
薬学生
薬学生

「なるべく休みたくないし、滅多にないと思うんですけど、万が一大学の講義でどうしてもバイトをお休みさせていただきたい時は、どうしたら良いですか。他の方に代わりを頼む等変更はできますか」

ポイントは頻繁にあるわけではない事を伝え、自分でもどうにか対応する意思がある事をアピールしておく事です。

また、テストや実習など期間ごとで細かく変わる部分については、シフト提出時に相談できるかどうかだけ聞いておけばいいと思います。

自分都合にバイト先が合わせてもらえる前提で色々話すのは印象悪いのでNGです。

まとめ

今回は、薬学生のバイト選びについて紹介しました!

私自身、学生時代の多くの時間、バイトをして過ごしました。

バイト先で知り合った友人とは今でも繋がりがあります。

バイトは、社会勉強にもなるし、薬学生意外との出会いがあってとても楽しかったです。

学業優先という事を忘れずに、楽しんで無理なくできるバイトを見つけられるといいですね!

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