はじめまして。薬剤師国家試験に自宅浪人で合格したぷちゃんです。
こちらの記事では、予備校が実施する模擬試験についてお話します。
模試の重要性について
模試はめちゃくちゃ大事です。
普段比べる相手がいない宅浪生にとっては特に重要といえます。
得点の推移だけでなく、他の受験生のレベルと自分の位置を把握する唯一の手段です。
模試は必ず受けておくことをおすすめします。
各予備校の模試日程と特徴について
- 【薬ゼミ】
全国統一模試は、Ⅰ9月Ⅱ11月Ⅲ1月の3回あります。
薬ゼミの模試は受験生が多いです。本番に近い相対評価の目安になるかなと思います。
毎回『やまかけ』を盛り込んだオリジナル問題が出題されているので、予備校の講義を受けられなくても新傾向対策や過去問外の情報を得られます。
模試単独の受講生にも、解説書+解説動画が付いてきます。講義は別料金とかじゃないのはありがたいですよね。
- 【メディセレ】
10月と12月の2回実施されるようです。
過去問ベース+近年の国家試験から分析した新傾向問題を加味して問題を作っているそうです。
薬ゼミ模試より難しいと聞くイメージがあります。
- 【ファーマプロダクト】
12月に行われるようです。
問題作成にはその道10年以上のベテランが携わっていてかなり質が高いようです。
私は、薬ゼミの全国統一模試しか受験していないので
他の模試については噂程度にしかわかりません。
ただ、少なくとも薬ゼミの模試は3回とも受けておくことをおすすめします。
+αでもっと演習や試験の雰囲気に慣れたいなどあれば複数の予備校の模試を受けるのもアリと思います。
受験方法
今どきは、どの予備校も会場orオンラインの模試日程を用意しているようです。
オンラインは更に、
自宅で好きな時間に受験
zoomでリアルタイム受験
が用意されているところも。
宅浪生が模試を受けるには個人申し込みをする必要があります。
各予備校のサイトの申し込みページから申し込みしましょう。
「予備校名 模試」とかで検索すると出てきます。
日程や申し込み開始日は早めにチェックして忘れずに申し込みをしましょう。
私は最後の模試(統一模試Ⅲ)の申し込みが遅く、定員オーバーで、会場受験ができませんでした汗
自宅受験はあり?
個人的には自宅受験はおすすめできません。
模試は単に問題演習や成績の確認のためだけでなく、国家試験当日の予行練習です。
- 会場までの移動時間や休憩時間はどうやって過ごすか
- 2時間近く、左右前後に他の受験生が座っている状態で集中して問題と向き合えるのか
そういうところの練習にもなります。
さっき書きましたが、私は1度だけ自宅受験を経験しています。
その時は、なるべく本番に近くなるように、
腕時計をつけ、スマホではアラームを設置、椅子に座って受験しました。
時間も本番の時間と合わせました。
それでも本番が近いのに、これで良いのかという不安が残ってしまいました。
特別な理由がない限りは会場受験をおすすめします。
模試を受けるときに意識していたこと
実際模試を受ける時に意識していたことを紹介します。
- 会場受験
これについてはさっき述べたとおりです。 - 途中退出しない
長く座っている練習でもあるし、
模試の結果に、その時点の自分のリアルな実力を反映させるためでもあります。
マークミスのチェック→解き直し→わからない問題の再思考 をしていました。
試験時間いっぱい使って、全力を尽くすことで、模試の結果が出た時に言い訳ができません。
真摯に結果を受け入れるためにも最後まで力を尽くすのがおすすめです。 - 自信がない問題や、後で確認したい単語に印を付ける
「自信ないけどこれかな?」と解答した選択肢が、正解だった時、
曖昧な部分なのに復習しそびれる可能性があるからです。
結果が届くころには忘れてることもあるので印をつけておきます。 - 持ち物は本番を意識する
替えの文房具、隙間時間用のまとめページ、ティッシュ、頭痛薬、目薬などなど、、
本番になれば不安になって色々持っていきたくなると思います。
その気持ちを想定して持ち物を用意していました。
そうすることで、「これも欲しいな」と思うものがあれば早めに用意しておけます。 - 移動中、休憩中も暗記ノートを確認
これも途中退出しないのと同じ理由です。
本番さながら、時間を最大限有効に使うようにしていました。 - 知り合いに会っても長話しない
模試会場には同じ大学の子に会うことがあります。懐かしいし、安心感もあります。
でも、お互いのために軽い会話で済ませておきましょう。
模試の活用方法(復習方法)
私がやっていた模試の復習方法を紹介します。
基本的には、解説の確認と周辺知識の習得です。
大切なのはどの問題の解説を確認するか、です。
以下の優先順位で復習する問題を決めます。
※薬ゼミ模試しか受けてないので、薬ゼミ全国統一模試のカルテ表示に沿って記載します
- 網掛け問題(正答率60%以上で自分が間違えた問題)
これは絶対100%完璧にします。
できなきゃ落ちる問題と考えて、曖昧な部分がなくなるように復習します。 - 正答率60%以上の問題
これも完璧を理想に復習します。正解している問題も解説を確認します。
わかっているつもりが一番怖かったので60%以上の問題は全部復習していました。 - 自分が間違えた問題(☆☆☆、☆☆を中心に)☆は薬ゼミカルテ記載の重要度の指標
☆☆は時間がかかりそうなら突き詰めすぎずに解説を読むくらいにしてました。 - 試験中にもやもやした問題
解けそうで解けなかった問題や、やったはずなのに、、となった問題です。
これを復習しておくことで、あいまいな部分を潰しておくことができます。 - 新傾向問題
新傾向と書いてくれてるので、一応解説を読んでおきます。
予備校のやまかけが当たる可能性に賭ける感じです。
この復習の中で得た周辺知識は、
作成してる解説付き過去問の関連問題や、暗記ノートに書き込んでおきます。
こうすることで、模試の冊子を再度めくる必要はなくなります。
解説付き過去問については勉強方法の記事で紹介していますのでこちらをご覧下さい🐱
模試の復習にどのくらい時間をかけるべきか
私は1回分(2日分)の復習は1日以内と決めていました。
これは人にもよりますが、個人的には
過去問演習>模試の復習
と考えています。
模試も結局は過去問ベースなので、正答率が高い問題以外はそこまで力を入れて復習しなくていい
と思いますし、模試の復習に1週間とか使うのはもったいないです。
模試には難しい問題も含まれているので
どの問題を復習するかよく見極めて、時間を決めて復習することが大切だと思います。
まとめ
模試についてお話しました。
ポイントは
会場で本番のつもりで受験すること。
復習は、正答率の高い問題を優先的に。
模試の復習に時間を使いすぎないこと。
です。
個人差のある部分と思いますが参考になればうれしいです🐱
最後まで読んでいただきありがとうございました!
他の記事では具体的な勉強スケジュールや、メンタルケア方法について紹介しているので
気になる方は是非他の投稿もご覧ください!(勉強優先でね!)
コメント