こんにちは!薬剤師のぷちゃんです。私は薬剤師国家試験に浪人し、予備校に通わず合格しました。その経験をもとに、科目別の勉強方法を紹介します。
今回は物理の勉強方法についてです!
01|物理の出題範囲
厚生労働省が策定した薬剤師国家試験出題基準による物理の出題範囲です。


物理の出題範囲を見て思うのは、全部大事だなです。
正直捨てれる範囲はないです。
そのため、いかに効率よく広い範囲を網羅していくかが攻略のカギだと思います。
02|効率のいい物理の勉強のポイント
☆理解を後回しにしない
物理は聞き馴染みのないワードがいっぱい出てきますよね。
言葉の意味が分からないと文章全体の意味も理解できません。
知らない言葉が出てくるたびに調べてメモしておきましょう。

私は、参考書やネットに書いてある文言をそのままメモるのではなく、自分が理解できる表現に噛み砕いてメモしていました。言葉の意味の説明文の中に、知らない言葉が入ってたら、それを更に調べ、言い換えて説明を書いておけば後で見返した時すぐ理解できる!
一通り勉強が終わってると思う方も、意味を理解していないワードがないか、過去問周回時に改めて確認してみてください。
物理では必ず確認試験や純度試験など、試験を話題にした問題が出ます。計算問題が絡むこともあります。
試験方法と結果、計算式を単純暗記で終わらせてしまのではNG。
常に「なぜ」そうなるのかを意識しながら理解して学習を進めると改変問題や応用問題に対応できます。
具体例を挙げます↓
薬剤師国家試験 第103回 問97 沈殿滴定に関する問題です。

この問題を理解するなら・・・
というところまで考えて、問題を理解した、と言えると思います。
また、「これはこう」と覚えようとするのではなく、どうしてそうなるのかまで考えると暗記の負担が減るし応用がききます。
こんな感じ↓

物理は個人的にすごくめんどくさかったです。化学ばっかりやってきた側の理系なので物理、超嫌いでした。
でもここでめんどくさがって単純暗記だけで対応しようとすると、進んだ先でナニコレドウイウコトってなっちゃいます。そしてそれをまた放置してしまうんです。で、また最初に戻る。超効率悪いです。みんなにはそうならないでほしい。
基礎の部分から理解することを意識して学習を進めていきましょう!
☆過去問を使って周辺知識をまとめる
先ほど示した沈殿滴定の問題のように、1問ごとに
- その問題を解くのに必要な知識
- 関係するその他の知識
をまとめておきます。
参考書を読み込んでから過去問に入る方法もあるようですが、個人的には過去問→参考書の方がおすすめです。
☆過去問→参考書のメリット☆
最初は時間がかかるし、大変ですが、この方法で回数(過去問の年数)を重ねていけば、理解が深まり自然と覚えられている部分も出てきます。
また、都度まとめをメモしておくことで過去問を周回する際に何度も参考書を開く必要がなくなるので、時短になります。
特に時間がない、演習が足りなかった、という浪人生にはおすすめの方法です。
なるべく早い時期から、過去問の1問、1選択肢ごとに丁寧に検討し、必要な知識を整理してすぐ見返せるようにしておきましょう!
☆暗記はこまめに繰り返す
物理は、物理でしか使わない知識が結構あります。
そういうところは、他の科目をやってるうちに忘れてしまうので定期的に暗記タイムを入れるようにしていました。
まとめを作っておいて、直前期に詰め込もうとすると爆死するし、ド忘れのリスクがあります。
こまめに暗記を繰り返し知識を定着させましょう!
まとめ
- 物理の範囲は広い!けど全部大事!
- 効率よく勉強を進めるポイントをおさえる
物理が嫌い!苦手!という人は私だけではないと思います。
だからこそ、早めに向き合って、攻略しちゃいましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/
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