はじめまして。第108回薬剤師国家試験に自宅浪人で合格したぷちゃんといいます!この記事では、薬剤師国家試験の勉強方法を詳しく紹介しています🐱
国家試験対策として、最も重要になるのが過去問演習です。
私が実践した過去問演習の方法を大きく3段階に分けて紹介します。
用意するもの
- 過去問と解答
これは厚生労働省のサイトから無料で入手できます。 - ペン
赤シートで隠れる色で書き込みしていきます。 - 参考書(青本など)
- まとめ用のノートや付箋(デジタルの場合は専用のページ)
私はiPadを使って、ノートアプリにPDFを入れて書き込んでいました。
コピペできるし、修正も簡単で、持ち運びで隙間時間にも演習できるのでおすすめです。
勉強道具についてこちらで紹介しています😸
①過去問に解説を書き込む(夏~11月下旬)
過去問に解説を書き込んでいきます。1問につき以下の手順で行っていきました。
後で赤シートで隠せる赤色を使っていました。
1.問題を読み、正しい答えを記載する
まずは正しい答えがすぐわかるように正解の回答に〇を付けます。
2.誤の選択肢の訂正、解説の書き込み
こんな感じです↓

3.周辺知識の書き込み
穴埋め形式で書き込むと後で暗記に使いやすいです。
穴埋部分は他の年で出題されている部分や模試を参考に付け足していきます。

他の年の類似問題を貼っておくと直前の確認で、あいまいな記憶をすぐ確認できる↓

4.ゴロ・図など関連知識のまとめを作成→コピペで別紙に整理
何度も見返している内容や、ゴロは別紙にまとめておくと
隙間時間や国試直前の詰め込みに役立ちます!
私はゴロノート、科目別なんでもノートを作っていました。
よくまとめノート作りは時間の無駄といいますし、私もそう思います。
ここでいう、まとめノートとは、
- 過去問にデジタルで書き込んだ内容をその場でコピペして他のページにまとめたもの
- ある程度知識がついてきたタイミングでの頭の整理をしながら書く図やまとめ
を指します。
NGまとめノートについてはこちらで紹介しています。
正直、この第一ステップはめっちゃ時間かかります。
10年分で2か月半くらいかかりました。
でも回数をこなしていくと、同じ範囲を題材にした問題が複数回出てくるので
知識がだんだん定着し、理解も追いついていきます。
最初の1,2年分はきついですが、そこを踏ん張ってやりきると、かなり状態がよくなるはずです!
このステップで意識したことは質です。
完成した後はも参考書に戻らなくてもいいくらいびっしり書き込みをしていました。
【☆周辺知識を書き込むときのポイント☆】
- 書き込みは問題のすぐ近くに!
演習の時、無意識に目に入るように - 他の年の問題を参考に、暗記が必要な内容は穴埋め形式で書き込む
- 知らない単語はすぐ調べて書き込む
選択肢だけでなく、問題文の中の単語も忘れずに
②作成した解説付き過去問を赤シートを利用して解く(11月下旬~12月)
➀で作成した解説付き過去問と周辺知識の穴埋め部分を赤シートで隠しながら解いていきます。
ここでは1問ごとに解説と周辺知識を確認、暗記しながら進めることで
1つずつ理解していきます。
☆ポイント☆
- 追加で書き込む内容があればすぐに書き込む
- 計算問題は手を動かす、公式を書く
③書き込みなしの過去問を解く(12月~)
ここからは、白紙の過去問題を解いていきます。
- 白紙の過去問を利用して、解説作成時に書き込んだ周辺知識も記憶で書き込みながら解く。
反射的に出てこないor自信がない箇所は印をつけてこう!(厳しめに) - 時間割の1回毎(1冊子毎)に解説を確認し、間違った問題に印をつける
- ⑴、⑵で印をつけた部分を正解できるまで周回
- ⑴~⑶の繰り返し
まとめ
簡単にまとめると、インプット→アウトプットです。
インプットは質を、アウトプットは量を重視して行います。
➀解説の作成、なんでもノート、ゴロノートの作成
➁赤シートを使って1問ずつ頭に入れる。
➂書き込み無しの問題を使ってアウトプット。
さいごに
私はこの方法で過去問10年分をほぼ完璧に答えられるようにして国家試験に挑みました。
(ちなみに、計算問題の演習は過去問10年分だけでは不安だったので
模試や参考書のオリジナル問題も使って練習しました。)
逆に正答率が1桁の難問や配点の低い漢方の範囲はある程度割り切ってやっていました。
沼にはまらないためにも、まずは既出問題を確実に正解できるように目指していきましょう♪
最後まで読んでいただきありがとうございました🐱
コメント